『寄せ集めの記事では、Webライターは生き残っていけない…』
今後AIの普及により仕事を奪われる職種も少なからずあると思います…。そんな中、生き残っていけなくなるWebライターさんも少なからず出てくるでしょう…実際にそれを肌で感じてるWebライターさんもいるはずです。
この記事では、AIが急速に進化していくなか、どうすればWebライターは生き残って行けるのかについて解説していきます。
こんな方におすすめです。
SEOライティングAI自動生成ツールの登場
最近私ですが、AIでSEO記事を丸ごと自動生成するツール(EmmaTools)を独自開発しているクライアント様とお仕事をさせて頂いています。キーワードを与えれば、『記事タイトル』『記事構成』『本文作成』を全部やってくれるツールを使って記事を書くお仕事です。
もちろん、キーワード与えてボタン押して、はい完成!ではないですが、キーワードから競合サイトと差別化をはかれるようなタイトル案がいくつも自動生成されます。
さらにH2、H3などの記事構成も同様に自動生成されますが、生成された記事構成をそのまま使うわけではなく、競合サイトを見ながら多少見直していく必要があります。
記事構成が出来たあとは、本文の自動生成になりますが、あっという間に1万文字の記事が自動生成されてしまうのです。
もちろんAIのくせやおかしな表現は多少ありますが、これをリライトして正しい文章に修正していきます。ただ8割以上ぐらいは、 そのまま使えるイメージです。
最初は慣れが必要ですが、慣れてくると1万文字の記事を2、3時間で完成させることが出来るでしょう。人の手で書くと、7〜10時間は掛かるでしょう。いやそれ以上掛かるケースもあると思います。
今までライターさんに執筆を依頼していたクライアント様は、AIツールを使って短時間で書き上げるプロダクトを持った企業に依頼するようになり、コストも大幅に削減出来ます。
つまり、Webサイトから寄せ集めただけの記事であれば、こうやってAIツールで書けてしまうのです。AIとの差別化をはかっていかないと生き残っていけなくなるなるでしょう…
ただ生き残っていく方法はあります!ここからは、具体的にAIとの差別化をはかって、Webライターが生き残って行く方法について詳しく解説していきます。
AIに仕事を奪われる?Webライターが生き残る方法
AIが急速に進化していくことを認識したうえで、あなたはどうしますか?
AIに仕事を奪われるのを指をくわえて待つのか?いや、逆にAIを活用してWebライターとして生き残っていくためにどうしたらよいのか、一緒に考えていきましょう。以下の流れで見ていきます。
AIの強みを知る
まずは、AIを活用するためには、AIの強みを知ることからはじめましょう。AIの強みといえば、以下の2つが考えられます。
- 確からしい情報をスピーディに集めること
- 文章の正確な判定、誤字脱字チェック
それぞれ解説します。
確からしい情報をスピーディに集めること
AIの強みといえば、やはりインターネット上の情報をスピーディに集め、確からしい情報としてまとめることです。その情報が確かなのかは、人間の目でチェックする必要はありますが、収集スピードはどうあがいても人には勝ち目がありません。
文章の正確な判定、誤字脱字チェック
次にAIの強みといえば、『文章の正確な判定』と『誤字脱字チェック』をすることです。ルールとして書き方が決まっている部分は、AIの得意とするところでしょう。
以上が、AIの強みとなるところですが、それを踏まえてどうやってAIと差別化をはかっていくのか解説していきます。
AIとの差別化をはかる
AIと差別化をはかるには、AIの弱み、つまり不得意なところで勝負していくべきでしょう。
それでは、どういったところがAIの不得意な部分なのか、以下の4つについて解説します。
- 読者の検索意図に応える(どんな目的でその記事を読むのか)
- 読者の感情に寄り添う(読者の悩みを理解した上での応え方)
- 実体験や過去の出来事に基づいた解決策を提示する(その時の気持ちや感情を表現)
- 深い専門知識を盛り込む
読者の検索意図に応える(どんな目的でその記事を読むのか)
AIは、その記事がどんな目的で作られ、どんな検索意図の読者を想定した記事なのかを認識したうえでの記事作成は、難しいでしょう。
一方、人はクライアント様の記事作成の目的や読者の検索意図をくみ取り、記事に盛り込むことが可能です。そこが大きな強み、差別化となるでしょう。
読者の感情に寄り添う(読者の悩みを理解した上での応え方)
読者の感情に寄り添うことも、AIにとっては難しいことです。ここも人が得意とする部分ですので、『読者のどんな悩みを解決する記事なのか』を考えたうえで記事を作成するとよいでしょう。
実体験や過去の出来事に基づいた解決策を提示する(その時の気持ちや感情を表現)
実体験や過去の出来事に基づいて解決策を提示するのは、AIにとって苦手な部分だと言えます。もし、自動生成でその内容が盛り込まれたとしても、それはどこの誰の体験なのかもわかりません。
読者やクライアント様が求めるのは、あなた自身の実体験や過去の出来事に基づいた解決策です。さらにその時の気持ちや感情がそこに現れているからこそ、より説得力のある記事となるでしょう。
深い専門知識を盛り込む
よくそのジャンルにおいて専門家になった方が良いとよく耳にするのは、まさにこのことです。AIは、インターネットで幅広く専門知識を収集することが出来ますが、専門家の経験により身に付いた深い専門知識は収集することが出来ません。
あくまでAIはインターネットから確からしい平均的な情報を収集するため、掲載が少ない情報は見逃します。つまり、あなたにしか書けない深い専門知識は、大きな差別化となるでしょう。
AIを活用する(強みと弱み)
それでは、AIの強みと弱みを知ったうえで、次は最大限に活用していきましょう。それによって、あなたの付加価値はさらにあがり単価UPも夢ではないでしょう。
- AIの強みを活用する(大幅時間削減)
- AIの弱みを補う(付加価値向上)
AIの強みを活用する(大幅時間削減)
まずはAIの強みである超短時間での情報収集力を最大限に活用しましょう。
『ChatGPT』と『SEOライティングAI自動生成ツール』を活用する方法がありますが、『ChatGPT』の活用方法については以下のサイトがとても参考になるかと思います。
『SEOライティングAI自動生成ツール』については、さまざまなツールがあるかと思いますが、私が使っているのは『EmmaTools』というツールです。
料金体系は、月5回までなら月額2,000円程度(年払い)、20回までなら月額5,000円程度(年払い)となっています。
たとえば…
- 月10記事(1記事5,000文字)
- 1,000文字/時間の場合、1記事5時間
- 1円/文字の場合、1記事5,000円
- ツールで5時間→3時間(2時間削減)※慣れればさらに削減可能
つまり、1記事あたり2時間削減で10記事だと20時間削減になるため、さらに空いた時間で6記事(+30,000円)増やせることになります。
それを考えると月額5,000円も割安ですね。(ちなみに、クライアント様から売り込んで欲しいとは頼まれてません。純粋におすすめしたいツールです🌟)
参考:EmmaTools(AI機能搭載のSEOライティングツール)
注意点としては、自動生成したあとにしっかりファクトチェックを行い、リライトを念入りに行って納品することです。
ですので、次の『AIの弱みを補う』を必ず実施したうえでのクライアント様への納品となります。
AIの弱みを補う(付加価値向上)
前述した『AIの弱み』覚えてますか?おさらいしておきます。
- 読者の検索意図に応える(どんな目的でその記事を読むのか)
- 読者の感情に寄り添う(読者の悩みを理解した上での答え方)
- 実体験や過去の出来事に基づいた解決策を提示する(その時の気持ちや感情を表現)
- 深い専門知識を盛り込む
『ChatGPT』や『SEOライティングAI自動生成ツール』により自動生成したあとは、しっかりファクトチェックを行いつつ、必ず上記4つを盛り込んでリライトしましょう。
これまでAIを活用して生き残る方法について、詳しく解説しましたが、次はAIが介入しない領域で生き残る方法について解説していきます。
AIが介入しない領域でWebライターが生き残るには?
ここからは、AIが介入しない領域で生き残って行く方法について、見ていきましょう。
それぞれ解説します。
AIが介入しないジャンルを選択
Google検索する際に、以下の4つの検索クエリ(厳密にいうとキーワードとは意味合いが明確に異なる)に分類されるのはご存じでしょうか?ここでは、検索するユーザーの目的と認識していただいて良いでしょう。
- Knowクエリ(知りたい)
- Goクエリ(行きたい)
- Doクエリ(したい)
- Buyクエリ(買いたい)
Knowクエリ
このなかでも、Knowクエリに一番AIが介入しやすいと言われています。
知りたいという目的を解決するために、ユーザーが検索するキーワード、たとえば『ニュース』『料理・レシピ』『プログラミング』『教育・学習』などです。
そのほかの『Goクエリ』『Doクエリ』『Buyクエリ』に関しては、介入しないというわけではないですが、Knowクエリよりは介入しにくい領域と言えるでしょう。
検索キーワード例:『ChatGPTとは』『オムライス 作り方』『Python 学習法』など
Goクエリ
ある特定のサイトや場所に行きたいときに検索するキーワードで、アクセスの仕方や行き方などを解決するようなサイトが対象となります。
検索キーワード例:『〇〇会社』『facebook ログイン』『〇〇ラーメン』など
Doクエリ
特定の行動を起こしたい、何かをやりたいときに検索するキーワードで、資料請求や会員登録などの行動につながるようなサイトが対象となります。
検索キーワード例:『チョコザップ 入会』『転職 相談』『〇〇旅館 予約』など
Buyクエリ
何かを買いたいときに検索するキーワードで、口コミサイトや販売サイトなどが対象となりますが、〇〇選のような口コミや評判を比較するサイトはAIには苦手な領域のようです。
検索キーワード例:『AIツール おすすめ』『iPhone15 口コミ』『イケオジ アイテム』など
SEO以外へのライティングスキルの転用
SEOライティング以外にもライターさんが活躍できる領域があります。代表的なものとして、以下の種類がありますが、いまのうちからチャレンジするのもよいでしょう。
- セールスライティング →メルマガジン、広告LP
- コピーライティング →広告
- 取材ライティング →取材記事
- PRライター →企業メディアのブログ、SNS投稿
- シナリオライター →Youtubeの動画台本など
- コラムライター →コラム記事
クライアント様との関係構築
どんな仕事もそうですが、結局は依頼するクライアント様があなたに依頼したいと思うかが重要です。もし、クライアント様と日頃から関係構築が出来ていれば、AIによって依頼していた仕事がなくなってもほかの仕事をお願いしたいと思うでしょう。
あなたが逆の立場になった場合にどんなライターさんに仕事をお願いしたいと思うか?それが答えです。
ライティングスキルを活かせる職種へシフト
ここはまさに私がライターを始めて4か月目ぐらいに、早くWebディレクターになるべきだと思い、行動を起こしたところでもあります。今のスキルを活かして、よりAIに奪われない仕事の方にシフトしていくのも、今後生き残っていく方法の選択肢のひとつとしてもっておくと良いでしょう。
さらに、移り変わりの激しいWebの世界のなかで、AIがどれだけ進化しているのかもそうですが、最新のトレンドが何なのか常にアンテナを張ることが重要だと考えます。
まとめ
最後になりますが、以下の内容について解説させていただきました。
- AIの強みと弱みを認識し、活用して生き残って行く方法
- AIの介入しない領域で生き残って行く方法
- Webの世界で生き残るには、最新のトレンドが何なのか常にアンテナを張ること
この記事を読んで行動に起こすかどうかはあなた次第ですが、危機感をもってこの記事を読んでいただいている時点で、生き残りへの大きな一歩をすでに踏み出していると私は思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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